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Oasys、不動産テックのGATES GROUPと提携──RWA領域に本格参入、100億円超の不動産トークン化に着手 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
ゲーム特化型ブロックチェーンのOasys(オアシス)は7月11日、不動産投資のワンストップサービスを展開するGATES GROUPとReal World Asset(RWA、現物資産)領域の戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
原則無料のガス代と高速なトランザクションを特徴とするOasysは、これまでゲームでの利用に特化したブロックチェーンとして展開されてきた。今回の提携を機に、観光資源や不動産などの現物資産のトークン化を進めるRWA事業に本格参入することになる。
リリースによると、まずはGATESと共同で、国内不動産市場の約1%にあたる30兆円規模の資産のトークン化を目指す。すでに、都心部の収益不動産を中心に110億円相当のトークン化対象資産の組成準備を完了しており、早期のローンチに向けた体制を整えているという。
ロードマップの第一フェーズでは、5兆円規模の資産をRWAトークンとして流動化する計画。第二フェーズ以降は、アジアや欧州など海外の高付加価値資産にも対象拡大を狙う。Oasys経済圏への新たな投資家層の流入や、トークン流通量の飛躍的な増加も見込んでいる。
GATESは2012年に創業し、投資用ワンルームマンションの取得、運用、売却までを手がけるほか、AIやビッグデータを活用した投資モデルや小口投資向けの不動産クラウドファンディングサービスなども展開している。
リリースでOasys Representative Directorの松原亮氏は「ゲームなどのIPや文化的資産など、日本発のコンテンツは世界的に高い価値を認められています。このような『日本資産』をRWAとして提供する取り組みは、日本にルーツを持つOasysの強みを活かせる分野だと考えてい
ます」「ミドル~ハイ・イールド型の柔軟なレンジ幅のトークン投
資でありながら、日本ならではの『本源的価値を有する』ユーティリティ・モデルの提供を模索してまいります」と述べている。
またGATES 代表取締役CEOの関野雄志氏は「本取り組みにより、日本ならではの信頼性の高い不動産資産に、収益性とユーティリティを兼ね備えたトークンという新たな手段に確固たる価値を付加し、グローバルな投資家層が日本資産へ容易にアクセスできる次世代の投資インフラを構築してまいります」と述べている。
さらに松原氏はCoinDesk JAPANの取材に対して「Oasys上にさまざまな資産を乗せていく取り組み」だとコメント。RWAの領域は、日本発のブロックチェーンとしての強みを発揮できる分野だとしている。