ファッションのANAP、ビットコイン保有量200BTC超に──約2.5億円の追加投資 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

女性・子ども向けのカジュアルファッションブランド「ANAP（アナップ）」を運営する東証スタンダード上場のANAPホールディングスは7月8日、連結子会社を通じてビットコイン（BTC）を2億5001万9525円（15.8222BTC）分追加購入したと発表した。

今回の追加取得により、ANAPグループのビットコイン総保有量は200.4957BTC、総投資金額は30億159万3910円となった。平均取得単価は1BTCあたり1497万861円。

同社は6月9日、国内上場企業としては初となるビットコインの現物出資による第三者割当増資を発表。投資ファンドなどから総額約114億円を調達し、そのうち約80億円相当がビットコインで払い込まれる計画を明らかにしていた。

同社はこの一連の動きを「新たな資本戦略」と位置付けている。

調達資金と保有ビットコインは、①企業価値向上を目指す「ビットコイントレジャリー戦略」、②価格変動を活かす「トレーディング戦略」、③本業と連携する「ライフスタイル事業」、④決済やマイニング開発を行う「テクノロジー事業」の4分野で戦略的に活用する方針を示している。

特にトレジャリー戦略では、2025年8月期末までに1000BTC以上を保有する目標を掲げている。

なお同社は7月4日、湯浅慎司氏が取締役社長を退任し、代表取締役会長だった川合林太郎氏が新たに代表取締役社長に就任する人事を発表している。

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