マトリックス法によるテクニカル分析（2025/7/4）レンジよりブレークか【楽天ウォレット】 | CoinDesk JAPAN（コインデスク・ジャパン）

本稿ではビットコイン相場を①パターン分析 ②移動平均線（9MA・25MA） ③一目均衡表 ④ボリンジャーバンド ⑤MACD ⑥RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階（5→1：強→弱）評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

サマリー

総合評点は4.2。前回は「まだ勝負はついていない」で「どちらかと言えば上」と申し上げたが、上下しつつもレンジの上限付近に値を伸ばした。

ここで一気にブレークして史上最高値を目指すのか、跳ね返されてレンジ内をもう一往復するのか、これだけでは判断が難しい。一目ではせっかく三役好転が点灯したが、直近では解消しそうで、これまた上昇はここまでか、まだここから新たな上昇相場が始まるのか判断がつきにくい。

しかし、移動平均線もMACDも上を指しており、ボリンジャーでバンドウォークが始まる兆しがあり、総合的に見れば、テクニカルはレンジより、ブレークを示唆していると考える。

パターン分析

BTCはダブルトップが完成する最後の関門1425万円でなんとかサポートされ、レンジの上限1610万円をトライ。ここを抜ければダブルボトムが完成、史上最高値が見えてくる。3度目の正直となるか。

評点：4

移動平均

200日移動平均線にサポートされ、ゴールデンクロスが発生。

評点：5

一目均衡表

雲の上限にうまくサポートされ、転換線が基準線を上回り3役好転完成。遅行線がローソクに差し掛かり解消気味だが、このまま横ばいで進めば数日後に再点灯する。

評点：4

ボリンジャーバンド

スクィーズが続いたが、エクスパンションおよびバンドウォークが始まりそうにも見える。

評点：4

MACD

デッドクロスを回避、実質的にゴールデンクロスが発生したような格好で、両線上向き。

評点：5

RSI

50台で方向感なし。

評点：3

評点

※この記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
※この記事では、投資判断の参考のための情報提供を行っておりますが、銘柄推奨や投資活動の勧誘を目的としておりません。また、楽天ウォレットとしても投資勧誘や断定的な予測をおこなうものではありません。
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